
ミノキシジルタブレットは危険な育毛治療薬などと言われていますが、なにが危険なのか理解していない人もいるかと思います。
今回はミノキシジルタブレットの副作用を詳しく解説していこうと思います。
まず、ミノキシジルタブレットってなに?って方のために少し説明をしていきます。
ミノキシジルタブレットは、血圧降下剤の副作用から派生した発毛薬です。
もとは血管拡張の作用を利用して、高血圧患者に投与されていた薬なのですが、薄毛の高血圧患者の頭皮から発毛が次々と確認されたことから育毛にも使われるようになりました。
ミノキシジルタブレットの副作用
世の中に出回っている医療薬のほとんどに副作用があります。よって当然ミノキシジルタブレットにも副作用があります。
- 多毛症
- 顔のむくみ
- 動悸
- 不整脈
- 眠気
- 頭痛
- 頭皮の痒み
- 低血圧
- 体重の増加
このような副作用が報告されています。最も多くあらわれるのが、「多毛症」です。
多毛症とは、体毛全体が濃くなるという副作用です。特に腕や手の甲、指の関節の間、まつげ、耳たぶや鼻毛などが伸びてくることが多いです。
当然、頭皮の毛も増えます。
この多毛症があらわれる人は使用者のほとんどに認められます。
しかし、それ以外の副作用の発症率は全体の2%~3%と言われているので、危険と言うわけではありません。
確かに、今までなかった所から毛が生えてくるので、異常な副作用ではありますが頭皮の毛が増えることを考えれば薄毛の人には嬉しい副作用ではないかと思います。
但し、発現率が低いと言っても動悸や不整脈は怖いものですので、心臓が弱い人や元々低血圧よりの人は使用しない方が良いでしょう。
もちろん女性の方は使用しないでください。
それでも髪の毛を増やしたいという方は、医師に相談しながら使用するようにしましょう。
ちなみに、私は6年間ミノキシジルタブレットを使用していますが、体に異常が出たことはありません。(多毛症はありますが。)
また、フィナステリドと併用することで発毛効果が飛躍的にUPしますので、ミノキシジルタブレットを使用するならフィナステリドも同時に使われると良いでしょう。
下の表は、高確率で発毛が期待できるAGA治療薬の組み合わせです。参考にしてみてください。
フィナバルド1mg | ミノキシジルタブレット5mg | カークランド5% |
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特徴:プロペシアのジェネリック医薬品で、フィナステリドを主成分とする。キノリンイエロー(発がん物質)が使われていないAGA治療薬。 効果:5αリダクターゼとテストステロンの結合を抑制する作用があり、脱毛を防ぐことが出来る。発毛効果は薄い。 | 特徴:ロニテンのジェネリック医薬品で、ミノキシジルを主成分とする。衛生的にも安全なシートタイプも発売されている人気の高いAGA治療薬。 効果:血管を拡張する作用により、頭皮の毛細血管の血行も促進することで発毛効果がある。脱毛を止める効果は薄い。 | 特徴:ミノキシジルを5%含有する塗るタイプのAGA治療薬。副作用も最小限で抑えることが出来るので、初心者からでも取り扱い易い。 効果:塗った部分の血管を拡張することで発毛効果を促す。使い方は市販の育毛剤と同じ。 |
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