
AGA(男性型脱毛症)の治療に当たり前の様に用いられるようになってきたプロペシア。
育毛に即効性がないのは分かるけど実際どのくらいで効果が出るのか気になるところです。
プロペシアの効果について
まず、プロペシアにはどのような作用があるのかを復習していきましょう。
プロペシアの主成分であるフィナステリドは、脱毛に関わる男性ホルモンのジヒドロテストステロンの抑制に働きかける作用があります。
つまり、脱毛の原因を抑えつけてしまうので、AGA(男性型脱毛症)の治療に効果的なのです。
プロペシアの効果とは、脱毛を抑えることです。
抜け毛が増えてきたと感じる人は、頭皮の内部で脱毛ホルモンが生成されています。今のところ、その根源を抑えることが出来る薬は、フィナステリドとデュタステリドと言う成分が含有されているものだけです。
プロペシアの効果が出るまでの期間について
プロペシアなどのAGA治療薬は、いずれも即効性があるものはありません。
期間にすると、早くても3ヶ月、長い人なら1年程度は服用を続けることでその効果を実感できます。
その間に頭皮では何が起きているのかと言うと、乱れたヘアサイクルを正常に戻すためにフィナステリドが作用しています。
一度乱れたヘアサイクルはなかなか正常に戻ることはありません。まして自力ではほとんど不可能です。
そこでプロペシアが役立つのですが、プロペシアの弱点としては飲み続けなければ効果が持続しないことです。
プロペシアの服用を中止してしまうと薬の効果が切れてしまい、また抜け毛が増えるようになります。プロペシアの効果が切れる期間はおよそ1ヶ月くらいです。
なので、抜け毛を抑えるためにはプロペシアとの長い付き合いを覚悟する必要もあります。
ただ、ミノキシジルと比べても、体にかかる負担(副作用)は軽微なものですので飲み続けることは可能です。
まずはプロペシアなどのフィナステリドを服用しながら抜け毛を抑えて、そこから食生活や生活習慣の見直し、シャンプーを植物由来のアミノ酸系にしたりするなどして頭皮環境を改善していくことが大切です。