プロペシアやミノキシジルの副作用については、まだまだ不明確なことがが多く、ネット上でもあれやこれやと噂が立てられています。
今回は、プロペシアの副作用で癌になるのか?ということについて調べてみました。
この話題が急激に盛り上がった理由として、お笑い芸人の宮迫博之氏が胃がんになり手術をした頃からです。
宮迫博之氏は、TVCMの企画で毛ボーボープロジェクトに参加していましたが、その中でもAGA治療薬を使用していることを明かしていました。
そこで、薄毛に悩む人達に、プロペシアとミノキシジルが発毛に効果があることを証明してくれたことはとても救いでした。
しかし、去年の年末に宮迫氏の胃がんが発表された時には、薄毛業界を震撼させました。
「もしかして、胃がんになった原因はプロペシアにあるのではないか」と
とても安易なこじつけのようにも聞こえますが、確かに心配になったのは事実です。
そこで、本当にプロペシアには発がん性があるのかどうかを調べていくと、
このような記事を見つけました。
米国食品医薬品局(FDA)は、主に前立腺肥大の治療に用いられる薬剤が、悪性度の高い(aggressive form)前立腺癌(がん)の発症リスクを増大させる可能性があるとして、新たな警告表示を求めている。
該当する薬剤は、Proscarプロスカーおよびプロペシア(ともにメルク社製※日本ではプロペシアのみ承認)、AvodartアボダートおよびJalynジャリン(ともにグラクソ・スミスクライン社製※いずれも日本国内未承認)などの商品名で販売されている。
いずれの試験でも、男性の脱毛症治療薬であるプロペシアは対象としていないが、同薬もラベル更新の対象となっている。該当の薬剤はいずれも5‐アルファ(α)還元酵素(5-ARI)と呼ばれるクラスに属する。FDAによると、Proscar、AvodartおよびJalynは前立腺肥大の治療薬として承認されており、ProscarおよびAvodartは前立腺肥大による尿閉や外科手術のリスク軽減の目的でも承認されている。プロペシアはProscarの低用量型である。
メルク社は先ごろ、FDAの決定に関する声明を発表し、Proscar(フィナステリドfinasteride 5mg)およびプロペシア(同1mg)の安全性と有効性を強調する一方で、「医療従事者およびその患者が十分な情報に基づく治療決定を行うことができるよう、関連する試験情報をもれなく製品に表示することを目指す」としている。
つまり、プロスカーやアボダートなどの高用量のフィナステリドには前立腺がんを発症する疑いがあるということみたいです。
ただ、この文章から察するにあやふやな印象を受けますので、何かあった時のために早めに警告をしている。ような印象を受けました。
また、胃がんについては触れられていないので、プロペシアと胃がんに関係性については不明確だと言うことです。
また、プロペシアではありませんが、プロペシアのジェネリック医薬品であるフィンペシアに使われているキノリンイエローには発がん性の疑いがあります。
このように不安になるような情報はありますが、プロペシアだけでなく様々な市販薬でもこのような話題は沢山あります。
普段何も気にせず服用している市販薬にも発がんの可能性は謳われているのですから、どこまで警戒すればいいのかはハッキリとは答えられないのが現状です。
自分の体は自分で守るしかないということなのかもしれませんね。私は今後もAGA治療薬を飲み続けることには変わりません。